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♪ ピアノは弾けるともっと楽しい ♪

日々成長していく子供たちと一緒にいられる幸せのツブヤキ(*^_^*)

♪ 子どもの自尊心とどう向き合うか ♪

 今日レッスンした5歳と6歳の生徒さんたちとの出来事です。
 こんな小さな子どもたちも自分の考えをしっかり持って練習してきてくれている事に嬉しいビックリ!と押しつけではなく、如何にこちらの指導したいポイントを子どもにわかりやすく伝えていったらいいか・・・改めて考えさせられました。

まず、年中さんの女の子は最近ピアノを購入してもらったばっかりで本当に嬉しくて、お母様のお話だどず~っと大好きなピアノを弾いているとの事でした。テキストもどんどん進み、毎週ハナマルを貰える事がとても励みになっているようです。

 今までも何人か似た例がありましたが、この時期の留意点はテキストが進むと難易度もあがってくるので、ある所まで急ピッチでいくと必ず毎週マルがつかなくなる所=フレーズの切れ目、ダイナミクス、左右の音域が広域になってくると、指使いや、引っ越し・・・と要求される事柄も増えていくので、当然一週間では足りず、何回か修正してより良い音楽として仕上げていく期間が必要になってくる訳です。その期間の必要性を如何に自尊心を守りながら伝えていくかがキーポイントとなります。

本人は、自分なりに一生懸命練習してきて、当然の如くハナマルが貰えると思ってくるので、そこでマルがつかないと悲しくなって泣いてしまう子、自信がなくなって先に進む事を拒むようになる子、また今日私も初めて経験したパターンで、先生の言った練習方法では辛いから出来ない!=今のままでいい!と断言されてしまった事でした。
 
 長年、たくさんの生徒さんと接する中で、言葉かけのタイミング、解りやすい言葉の引出しをたくさん持つ事など、指導する側もまた勉強が必要となり更なる成長を生徒さんから促されていく訳です(#^.^#)
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子育て一段落

 我が家のお騒がせ次男坊も成人になり、ひと段落・・・現在子育て中のママに、ここぞ!という時に火事場のバカ力を出せる子どもを育てる参考になればと思い身近な子育て経験をご紹介しますね。
 
 私の実家の弟は中学校1年生まで、県立高校はどこにも入れないのでは・・・というくらいの成績で、スポーツも芸術系も不得意、これと言って特技もない(自称)子どもでした。兄は学校で有名な文武両道、先生方からも信頼のある優等生でした。何かにつけ、兄と比較されて辛い時期だったかもしれません。それが、中学2年生から、気がつくと勉強部屋にいる生活にガラリと変わり、高校受験ではとうとう兄と同じ学校に見事合格、その後、高校で死ぬほど遊んで(~_~;)一浪したものの、慶応大学に合格、現在は第一希望だった出版社に勤務しています。

 また、我が家の次男坊も中学時代は内申がとれず(提出物は出さず、忘れ物多数)・・・高校には全く興味がなく、高校に行かないと言いだす始末。それでも最終的には親元から独立して食べていかなければならない現実を懇々と諭しつつ中3の夏休みに引きずるように高校訪問に連れまわし、やっと行きたい高校が見つかったものの、そこは内申がオール4以上が当たり前の高校。絶対無理と思っていたところ、特別枠(全体の10%程を当日の試験のみで合否決定)があることを知り、挑戦!見事合格!そして又彼も高校時代を遊び&部活&有志活動(生徒会が無いので自主的に行事運営をする制度)三昧=そして大学には行かない!・・・そして公務員試験を受ける!宣言・・・現在浪人はしたものの国家公務員として働いています。

 彼らの共通点は、次男坊で親の目を気にせず小さい時から好きな事を十分させてもらた⇒ストレスが少なく、楽しい思い出がたくさんある。小学生時代までは、お手伝い、基本的な生活習慣を重視。(自分で起床、食事の準備、後片付け等、家族の中での役割を課す)小学生まで自分だけの個部屋は無く、居間にいる時間が長い=家族との会話が多い。やれば出来る!という変な自身がある(次男坊はあまり大きな期待をはじめからされていないので、チョット出来ると褒められる事が多い)邪魔される事が少なく、マイペースで生活してきているので集中力がある。

 そして幼児期から、自分で考えて行動する機会をたくさん与えられていた事、目標を自分の責任で決める⇒手に入れたい物事に執着が強い=最後は自己責任なので頑張れる事だと思います。

 あまり小さい時から親が先回りをせず、本当に本人がやりたい事を見つけて言いだすまで待ってみる事は忍耐がいりますが、実はとても重要かつ以外と損得や変な先入観なく本来の能力を見いだせるチャンスなのかもしれません。

 人間は生まれる前に自分の使命を持って再度生まれてくるそうです。だたその役割の記憶を生まれる時に消去されてしまうようです。(一部幼児期まで記憶が断片的に残っているようです)この幼児期に、いろいろ見たり経験したりする中で興味を持つところを伸ばしてあげると、本来の持って生まれてきた使命を思い出すきっかけになり、目標に向かって頑張る力の原動力が養われるのかもしれません。