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♪ ピアノは弾けるともっと楽しい ♪

日々成長していく子供たちと一緒にいられる幸せのツブヤキ(*^_^*)

コードってなあに?使えると何が便利なの?

 先日、保育士資格を取得したいという目的を持った生徒さんが入会して下さりました。
このところ、保育士資格取得のための生徒さんも何人かいらっしゃいましたが、ほとんどがピアノ未経験者の方でした。皆、不安と苦痛を感じながら課題曲を練習するのがやっと(;一_一) そこで、ただ試験勉強をして送り出すのではなく、ぜひピアノを弾く楽しさを伝えてあげたい!という思いが!(^^)!

 ひと昔前までは、あまりコードを使ってピアノを弾くテストも授業も少なく、おそらく音大出身の先生方も、ある年齢以上の方は、あまり馴染みが無いのではないでしょうか。コード奏法とは、アメリカ(英語読み)でドレミファソラシドをギターの楽譜のようにピアノでもABC読みで表記し、その記号によって和音(定められた複数の音をいっぺんにジャーン!と鳴らしたり、バラバラに弾いたり)を弾く方法です。ちなみにドレミファソラシドはイタリア語、ハニホヘトイロハが日本語なんですヨ。
 
 今は、そのコードの理解力が試験に出されたり、学校の歌集などにもコードが記載さている時代です。一見、難しい!と思いがちですが、わかると本当に便利なもので、よく耳にするポップス曲の楽譜は、ほとんどがコード付きのものです=かなり楽しめる!

 そこで、保育士の勉強のためだけではなく、楽しく実際に活用するレッスンを行っています。この練習は小学生も無理なく出来るので、基礎的なテキストに少しずつ採りいれながら、高学年になると実際にディズニーや映画音楽ポップスなどの楽曲を弾く際に役立っています。

 私自身、クラシック曲は基礎的に勉強した後に、エレクトーンの音色(最近では、本物の楽器の音を高レベルな技術で録音)に魅かれて特にポップスならパーカッションやベース音の豊富さ、オーケストラなら重厚なお腹に響くティンパニーのドラムロール・・・といった具合にCDで聴く通りの音を自分で弾ける楽しさに没頭した時期がありました。

 ピアノはそのオーケストラの音域を全部網羅できる唯一の楽器なので、練習曲を弾くにしても、この部分は何の楽器で演奏するといいかな?とか、この場面は何人くらいで演奏したらカッコイイかなぁ?と子どもに尋ねながら、練習する事で、音楽の感性が養われていきます。
 こうしたレッスンで最終的にはクラシック曲もポピュラー曲も音の出し方、曲想、構想を自分で考えて弾けるようになってくれたら幸いです(#^.^#)
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