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♪ ピアノは弾けるともっと楽しい ♪

日々成長していく子供たちと一緒にいられる幸せのツブヤキ(*^_^*)

勇気の出る体験をいっぱい作ろう!

最近、子どもたちの様子から何かに疲れている又は疲れやすく根気がない子どもが多い事に危機感を感じます。

 もちろん、体力的な事もですが、根気がない事=チョット面倒な事には手を出さない、何回も出来るようになるまで反復して練習する事など頑張る事全般が苦手な子どもが増えているような気がします。
 科学の進歩、パソコンや家電の普及で便利になった分、あえて無理にしなくてもスルーできる事が増えているのでしょうか・・・

 私は古い人間なので、努力して得る満足感は、お金で買えない、その人にしか戴けない最高のご褒美だと思っています。
もっともっと子どもの時にしか出来ない体験をさせてあげたい、失敗することも、成功することも、ゲームやパソコン上の疑似体験ではなく、実際体験して初めて痛みとか悩みとか楽しみ、喜びの感情が伴うもので、立ち直るすべを学ぶ良いチャンスでもあります。

 大人になると変なプライドや羞恥心が邪魔をして、挑戦すること自体を避けていくようになってしまうので、(良い意味でも悪い意味でも自己防衛の技を身につけてしまう)チャンスがあっても挑戦しなかったり、またせっかく挑戦しても失敗した時のダメージが大きいと立ち直りに時間がかかってしまうものです(:_;)

 ピアノでいえば発表会など舞台で弾く事は、勇気がないと参加できないですし、また人に見られるという事はもの凄く緊張するものです。ちなみに小学校1.2年生頃にはもう緊張するようです。ただ、面白い事に「人前にでるのは恥ずかしいし、もし間違えちゃったらヤダから絶対に発表会には出場しない!」と言い張っていた子に限って、一度経験すると「凄く楽しかったから次の発表会には何を弾こうかなぁ!(^^)!」といった具合に変貌してしまう魔の力があるのです!!

 何かがフッキれた・・・んでしょうか?本当に不思議な事に例え練習の時のように出来なかったとしても、出ない方が良かったと後悔する子どもはいないのです!また、お友達が弾いている時も応援したくなる、何か仲間意識のようなものも育っていきます。お互いの健闘を讃えあう気持ちをもって、また次回に向けて一歩一歩前進していく力をお互いに分け合っているようにも見えます。

 私に出来ることは微力ですが、ピアノを通して何か壁にぶつかった時、一歩前に進む術をつかんで貰えたら嬉しいです(*^_^*)
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