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♪ ピアノは弾けるともっと楽しい ♪

日々成長していく子供たちと一緒にいられる幸せのツブヤキ(*^_^*)

やっぱり緊張の発表会!

 今年の発表会も悲喜こもごもでしたが、無事に開催する事が出来ました。

自分の好きな曲をどうしても弾きたくて頑張った子、なかなか曲が決まらなくて私が提案した曲を気に入ってもらって演奏してくれた子、緊張のあまり途中で止まってしまったけれど、頑張って最後まで弾き切った子、と色んなドラマがありました。
 かく言う私も舞台が苦手でキラキラ星でさえ人前で弾くと緊張するタイプなんですが^^;

 うちの教室の発表会は基本的にみんな暗譜で基本テキストを進めながら発表会の曲もこなしていくので、なかなか子どもたちには大変な課題になっているかと思います。ただ、親御さんからも子どもたちからも、減らして欲しいとか、簡単にして欲しいといった苦情も弱音も一切なく、当たり前になっているので淡々とこなしてくれました(*^^)v

 以前、息子のママ友から「今、通っている塾の方針が”お子さんのペースに合わせて進めていきます”というキャッチフレーズなんだけど、うちの○○のペースに合わせてたら一向に進まないわ!」と笑って話していたことを思い出しました。

 確かに、理解できていないのに無理に進める事は言語道断ですが、何かを達成させるためには多少の無理は承知で頑張らなければ達成できない!ということを小さいうちに経験することは成長する上で必要なことだと思います。

 判らないところを聞くのは決して恥ずかしい事ではないし、むしろ殆どの場合、判らないところが判らないパターンの方が多いのです。子どもに何かを教える、伝える時、私は小児科の先生だと思って接しています(*^_^*)
 なぜなら、小児科の先生は話が出来ない赤ちゃんや上手く症状を伝える話術がない子どもたちを診察して何処を治せば良くなるのかを判断していくので、それはピアノの先生、塾の先生等、先生と呼ばれている職業に共通した仕事だからだと思っています。
 
 そのうえで、チョット苦いけどよく効く薬なら、頑張って飲んでもらうし、リハビリもしてもらう、という点ではよく似ていますよね。
そういう訳で、普段は萎縮しないようにアイドルの話や学校であった事、冗談も交えながら、ちょっと厳しいことも要求してレッスンしています。子どものペースを作ってあげるのも先生や親に出来ることですから。
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